肥満細胞腫グレードⅢ『余命半年』と宣告された愛犬との日々(51)
「外科手術②当日 出発」
■記録 2019年3月13日
手術日、当日。
昨夜は、私が緊張と不安であまり眠れませんでした。
今日は、朝一番にハルキチを病院に預ける予定のため、家族をそれぞれ送り出し、簡単に身支度を済ませたらすぐに出発です。
何も知らないハルキチは、なかなかご機嫌なご様子で、足取りも軽やかに助手席に飛び乗ります。
▼なんとなくウキウキした表情のハルキチ▼
脱毛してしまった右耳に朝日が透けて、なんだかキレイだなぁと思ってしまいました。
まだまだ 満面の笑みをみせてくれています。
信号待ちになる度に、私のおヒザに ちょこんと乗ってきます。
すごく嬉しいんだけど、とっても危ないから、乗っかるのは前足だけにしといてね。
ん…目的地に気が付いちゃったかな…?
なんとなく、ウキウキレベルが下がってきたような気配です。
もうバレてしまいました。
病院に到着です。
運転席のドアを開けると、明らかに嫌そうなお顔。
いつもの「降りるときは抱っこして~」のおねだりは、ありません。
うん、そりゃそうだよね、
病院はキミにとって 痛いことばっかりする所だから、すっごく怖いよね。
実は、お母さんも緊張してるし。
なんだか泣きそうだし。
だから、もうちょっとだけ一緒に居ようか。
お別れするときに、お母さんが泣いちゃったら不安になるもんね。
まだもう少し時間はあるし…
もうちょっとイチャイチャしながら、頑張って気持ちを奮い立たせてみようか。
そんなお話をしながら、車の中で15分ほど一緒に過ごしました。
病院から少し離れた所にある駐車場から、ハルキチと一緒に歩いて病院へ。
地面に足をつけて歩いて、少しは緊張がほぐれるといいな。
そんな気持ちで歩きます。
そして、病院に入る前に、もう一度抱き上げて、ギュ~ッと抱きしめちゃいます。
それから病院の中へ。
入ってすぐの受付でハルキチを預けると、そこで一旦お別れです。
次に会えるのは、手術が終わったあとになります。
看護師さんに抱かれて、不安そうにこちらを見ているハルキチに、
「頑張って!」
と、声をかけました。
ハルキチ、頑張って。
お迎えは、お父さんが猛ダッシュで行くからね!
※ ※ ※
帰りの車の中では、
予想通りの大号泣です。
でも、
今日はとってもきれいな青空なので、
ハルキチのお布団、
ふっかふかに干して待っています。
待ってる間 母に出来る事は、それだけなんです…。
あと、神社に神頼みにも行っとこう。
※ ※ ※ ※ ※
■肥満細胞腫グレードⅢ『余命半年』と宣告された愛犬との日々(52)へ続く➡
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このブログは、
我が家の愛犬ハルキチの「肥満細胞腫 グレードⅢ」の、病状の経過、治療や手術、投薬の内容を記録したものです。
どうか 同じ病気に悩み苦しむ飼い主さんに、少しでも参考になればと思っています。
尚、このブログ内で紹介している個人購入の漢方薬については、我が家の場合、病院から処方されているお薬との飲み合わせは大丈夫かどうかを、念のためかかりつけのお医者様に確認をしてから服用させています。
愛犬それぞれに個体差があると思いますので、いきなり大量に与えるのではなく、愛犬の年齢や体質も考慮して、お医者さんに相談しながら与えるのが安心だと思います。
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